カノン進行をシンプルに解説!アレンジパターンも!
カノン進行は音楽をやっている人ならよく耳にする言葉ですが、実際どんなコード進行なのか知らない人も少なくないはず。
そこで今回はカノン進行についてまとめてみました。
カノン進行とは
カノン進行とは、ヨハン・パッヘルベルの「カノン」に使用されたコード進行で、その曲名からカノン進行という名前がついています。
後で後述しますが、たくさんの有名曲に使われる定番コードの一つです。
使うコードについて
C→G→Am→Em→F→C→F→G
曲のキーがCの場合、上記がカノン進行のコードとなります。
もちろん曲のキーが変わればコードは変化します。
カノン進行が使われている楽曲
カノン進行は「黄金コード」と呼ばれ、多様な楽曲で使用されています。
以下に示すのはほんの一例です。
・愛を込めて花束を/Superfly
・さくら/森山直太郎
・マリーゴールド/あいみょん
・Pretender/Official髭男ディズム
・Let it be/The Beatles
・All the Young Dudes/David Bowie
・ハレ晴レユカイ/涼宮ハルヒの憂鬱ED
・ユメ語るよりユメ歌おう/ラブライブ!サンシャイン!!ED
カノン進行のアレンジパターン
カノン進行をそのまま使用しても十分にかっこいいですが、アレンジを加えることでオリジナリティを出すことが出来ます。二つ例曲を上げておきます。
C→G→Am→E7→F→G→C
OasisのDon’t look back in angerという曲で使われているコード進行です。
EmがE7に変化し、Fの後をG→Cとまとめています。
セブンスのコードを使うことで曲のアクセントを作り出しています。
C→G→Am→F
The BeatlesのLet it beで使われているコード進行です。
四つ目のEmがFに変化しています、
まとめ
このようにカノン進行は幅広いジャンルで使用される、とても便利なコード進行です。
しかしカノン進行に頼り過ぎると既存の曲に似てしまうというデメリットもあるので、コードを変えたりしてアレンジを加えるといいと思います。